副業ブログを始める前に就業規則を確認する方法|「副業を考えてる」と気づかれずに調べるコツ

副業バレ防止

こんにちは、シドです。

副業を始めるとき、よく「まず就業規則を確認しましょう」と言われます。これは本当に大事な第一歩で、僕も大賛成です。でも、ひとつだけ、多くの記事があまり言わない注意点があります。それは、確認の仕方を間違えると、その行為自体が「この人、副業を考えているな」と会社に気づかれる入り口になりかねない、ということです。

このFukunistは、副業バレを防ぐことを一貫したテーマにしています。だからこの記事では、就業規則の「確認のしかた」を解説しつつ、それを副業バレ防止の最初の一歩としてどう進めるか、という視点でお話しします。副業バレ防止の全体像は副業バレ防止完全対策15選にまとめていますが、この記事はその中の「就業規則の確認」を深掘りするものです。

なお、就業規則や副業の扱いは会社ごと・状況ごとに大きく異なり、法律的な判断を含みます。この記事は僕の実体験と一般的な情報の整理であって、法的なアドバイスではありません。個別のケースで迷ったら、社会保険労務士や弁護士などの専門家に相談してください。


なぜ「確認のしかた」にまで気をつけるのか

まず、なぜここまで慎重になるのかをお伝えします。

副業バレは、住民税やSNSの発信だけでなく、「副業を始める前の準備段階」からすでに始まっている、というのが僕の考えです。たとえば、人事に「副業ってしていいんですか?」とストレートに聞けば、相手の記憶に「あの人は副業に興味がある」と残ります。後で副業が話題になったとき、真っ先に名前が挙がるかもしれません。

もちろん、副業が公に認められている会社なら、堂々と確認して何の問題もありません。でも、「できれば知られずに副業をしたい」のであれば、確認の段階から「自分が副業を考えていると悟られない」配慮をしておくに越したことはない。これが、他の就業規則記事にはない、Fukunistならではの視点です。


①就業規則のどこを見ればいいか

まず、何を見るのかをはっきりさせます。就業規則の中で、副業について書かれているのは、たいてい「服務規律」や「副業・兼業」といった項目です。ここに、副業がどう扱われているかが書かれています。

パターンは大きく3つに分かれます。

  • 全面禁止:副業そのものが認められていない
  • 許可制:事前に会社の許可を得れば副業できる
  • 届出制:事前に届け出れば副業できる

注意したいのは、「副業禁止」と明記されていなくても、暗に制限している書き方をしている場合があることです。「許可なく他社の業務に従事しない」「会社の信用を損なう行為をしない」といった服務規律が、実質的に副業の制限として機能していることがあります。逆に、何も書かれていない場合は、副業が想定されていないだけで、禁止とは限りません。判断に迷う書き方のときは、自己流で結論を出さず、専門家に確認するのが安全です。


②就業規則はどこにあるか

次に、その就業規則をどこで見るか、です。会社には、就業規則を従業員が見られる状態にしておく義務があります(労働基準法)。なので、たいていは次のどこかにあります。

  • 社内イントラネット・人事ポータルサイト
  • 共有フォルダに置かれたPDFなどのファイル
  • 職場に備え付けの冊子・ファイル
  • 人事部・総務部が保管(申し出れば見せてもらえる)

いちばん気づかれにくいのは、社内イントラや共有フォルダで、自分で静かに探す方法です。誰にも聞かずに自分で見られるなら、これがいちばん安全です。多くの会社で、就業規則はイントラのどこかに置かれています。まずはそこを探してみましょう。


③「副業を考えている」と悟られずに確認するコツ

ここが、この記事のいちばん大事なところです。就業規則を確認するとき、「副業の意図」を悟られないためのコツを、いくつか挙げます。

まずは自分で、静かに探す

繰り返しになりますが、人に聞く前に、まずイントラや共有フォルダを自分で探す。これがいちばんです。誰の記憶にも残らず、自分のペースで読めます。就業規則は入社時に一度は案内されているはずなので、その場所を思い出すところから始めましょう。

どうしても聞くなら、理由をぼかす

イントラに見当たらず、どうしても人事に尋ねる必要があるときは、「副業の規定が見たい」とストレートに言わないのが無難です。「就業規則を一度ちゃんと読み直したくて、どこで見られますか?」くらいの、副業に限定しない聞き方なら、相手に特定の意図は伝わりません。正直に「副業禁止規定が見たい」と言う必要はないのです。場所さえ分かれば、あとは自分で該当箇所を読めます。

「全面禁止だ」と思い込まない

意外と多いのが、「うちは副業禁止だ」と本人が思い込んでいるだけで、実際に読んでみたら届出制や許可制だったというケースです。最近は、国の方針(厚生労働省のモデル就業規則)が副業を認める方向に変わったことを受けて、規定を見直した会社も増えています。数年前の記憶のままで諦めず、まず最新の就業規則を、自分の目で確認しましょう。


④確認した結果、どう動くか

就業規則を確認できたら、結果に応じて動き方を考えます。

副業の禁止規定が見当たらない場合。原則として副業は自由と考えられますが、「本業に支障を出さない」「会社の信用を損なわない」「競合にあたらない」といった一般的な配慮は必要です。ブログ運営のような、本業と利益相反しにくい副業は、比較的トラブルになりにくいと言われます。

許可制・届出制の場合。ルールに従って手続きをするのが本筋です。ただ、手続きをすれば当然、会社に副業の存在を知られます。「知られたくない」気持ちとの兼ね合いは、それぞれの判断になります。

全面禁止に見える場合。ここは慎重に。禁止規定があっても、その有効性や、どこまでが違反にあたるかは、状況によって判断が分かれる難しい問題です。過去には、副業を理由にした処分が裁判で無効とされた例も、有効とされた例もあります。こうした個別の法的判断は、僕のような一個人が断定できる領域ではありません。全面禁止に見えて、それでも副業を検討したいなら、社会保険労務士や弁護士などの専門家に相談してください。この記事は、あくまで「確認のしかた」までを扱うものです。


就業規則の確認は、バレ防止の出発点

就業規則の確認は、副業バレ防止の「出発点」にすぎません。ここをクリアしても、その先には、住民税やSNS、連絡先など、気をつけるべきことがいくつもあります。

たとえば、副業バレの最大の原因と言われるのが住民税です。これは就業規則とは別の、税金の仕組みからくるバレ経路で、対策も別に必要になります。その具体的な方法は副業ブログが住民税でバレる仕組みと対策にまとめました。また、ブログの運営そのものを匿名で通し、名前や顔から足がつかないようにする方法は副業ブログの匿名運営は「決める」より「徹底する」で詳しく書いています。

就業規則の確認から、住民税、匿名運営まで。これらを一つずつ押さえていくことで、「バレない副業」の土台ができていきます。最初の一歩である就業規則の確認を、慎重に、でも確実に進めましょう。


まとめ

副業ブログを始める前の、就業規則の確認についてまとめます。

  • 確認するのは「服務規律」「副業・兼業」の項目。全面禁止/許可制/届出制のどれか
  • 明記がなくても、暗に制限している書き方がある。迷う書き方は専門家へ
  • 就業規則は、まずイントラや共有フォルダで自分で静かに探す
  • 人に聞くなら理由をぼかす。「副業の規定が見たい」とは言わない
  • 「禁止だ」と思い込まず、最新の規定を自分の目で確認する
  • 全面禁止に見えて、それでも検討したいなら専門家に相談する

就業規則の確認は、地味だけど、副業バレ防止のいちばん最初の一歩です。確認する行為そのものから慎重に進めることで、その後の「バレない運営」がぐっとやりやすくなります。全体像は副業バレ防止完全対策15選にまとめているので、あわせて読んで、抜け漏れのない準備をしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。シドでした。

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