開設2ヶ月、検索よりSNSからの流入が4倍だった|立ち上げ初期のリアルなアクセス元をGA4で公開

実践記録

こんにちは、シドです。

ブログを始めたばかりの頃、いちばん気になるのが「アクセスがどこから来ているのか」です。検索エンジンから来ているのか、SNSから来ているのか。それによって、これから力を入れるべき場所が変わってきます。

そこで今回は、開設からまだ日が浅いFukunistの、リアルなアクセス元のデータを公開します。Google アナリティクス(GA4)で実際の数字を見てみたら、自分の予想とはちょっと違う結果が出ていました。結論から言うと、検索よりもSNS(X)からの流入のほうが、4倍以上多かったのです。

これからブログを始める人、始めたばかりで「アクセスが伸びない」と悩んでいる人の参考になればと思います。


結論:検索よりSNS(X)からの流入が4倍だった

先に結論をお伝えします。直近28日間のFukunistへの流入元を見ると、いちばん多いのは直接アクセス、次に多いのがX(旧Twitter)からの流入で、検索エンジン(Google)からの流入はその下でした。

数字で見ると、X経由の流入は、Google検索経由の約4倍。「ブログ=検索から読まれるもの」というイメージを持っていた僕にとって、これは意外な結果でした。

でも、よく考えれば当然のことでもあります。その理由も含めて、実際のデータを見ていきましょう。


GA4で見た、実際の流入元

GA4の「ユーザーの最初の参照元/メディア」という項目で、アクセスがどこから来たかが分かります。Fukunistの直近28日間の内訳は、おおよそ次のような並びでした。

  • 直接アクセス(direct):いちばん多い。URLの直打ちやブックマークなど
  • X(t.co)からの流入:2番目に多い。直接アクセスに次ぐボリューム
  • Google検索(organic):Xのおよそ4分の1ほど
  • その他:Yahoo!検索、ASPの管理画面経由など、少数

ここで「t.co」という見慣れない表記が出てきますが、これはXの短縮URLのドメインです。Xに貼ったリンクから来た人は、この「t.co経由」としてカウントされます。つまり、t.coからの流入=Xからの流入と考えていいわけです。

注目すべきは、検索エンジン(GoogleとYahoo!を合わせても)からの流入が、X1つに大きく負けているという点です。立ち上げ初期のFukunistは、検索ではなくSNSに支えられている、というのが数字から見えてきた現実でした。


なぜ初期は検索が弱く、SNSが強いのか

この結果には、はっきりした理由があります。事実として言えることと、僕の推測を分けて書きます。

まず事実として、検索エンジンからの流入が育つには時間がかかります。記事を公開しても、Googleがそれを評価して検索結果の上位に表示するまでには、数ヶ月単位の時間が必要だと言われています。開設して間もないブログは、そもそも検索結果で上位に出にくいので、検索からの流入が少ないのは当たり前なのです。

一方でSNSは、投稿した瞬間に拡散の可能性があります。検索エンジンのように「評価されるまで待つ」必要がなく、フォロワーやタイムラインを通じて、すぐに記事を届けられます。だから、立ち上げ初期で検索がまだ育っていない時期は、SNSのほうが流入を稼ぎやすい——これは多くのブログに共通する傾向だと思います。

ここからは僕の推測ですが、この「初期はSNS頼み」という状態は、悪いことではないと考えています。検索が育つまでの時間を、SNSがつないでくれている。そう捉えると、SNSは「検索が立ち上がるまでの橋渡し役」として、初期にこそ価値があるのだと思います。


ChatGPT経由の流入が1件あった話

もう一つ、データを見ていて「お?」と思ったことがあります。流入元のなかに、「chatgpt.com」からの参照が1件だけ、記録されていたのです。

件数としてはたった1件で、誤差のような数字です。なので、ここから何か大きな結論を出すつもりはありません。ただ、AIが調べ物の入り口になりつつある今、AIの回答経由でブログにたどり着く人が、少しずつ、でも確実に出始めているのかもしれない——その小さな兆しとして、記録に残しておこうと思いました。

今後、検索エンジンとは別に「AI経由の流入」がどう変化していくのか。これは継続して観察していきたいポイントです。どのAIツールが使われているかという視点では、Claude vs ChatGPT徹底比較でツールごとの特徴をまとめているので、AIの使われ方に興味がある方はあわせてどうぞ。


数字を見るときの注意:海外からのアクセスに気をつける

アクセス解析の数字を見るときに、一つ気をつけたいことがあります。それは、すべてのアクセスが「本物の読者」とは限らないということです。

Fukunistの地域別データを見ると、アクセス元の上位に、日本ではない海外の都市がいくつも並んでいました。日本語で書いている副業ブログに、海外から大量のアクセスが来るのは不自然です。これらの多くは、実際の読者ではなく、自動巡回プログラム(ボット)やサーバー経由のアクセスである可能性が高いと考えられます。

こうした「読者ではないアクセス」が数字に混ざっていることは、珍しくありません。以前、検索キーワードに大量の意味不明な検索が混じっていた件をSearch Consoleに謎の検索語が並んでた件で書きましたが、それと同じで、アクセス解析の数字は「額面どおりに受け取らない」のが大事です。実際の読者の動きを知りたいときは、日本の都市からのアクセスに絞って見るなど、ノイズを差し引いて読む意識が必要です。


この段階で、何をすべきか

では、「初期はSNSからの流入が多い」と分かったうえで、何をすればいいのか。僕の考えはシンプルで、SNSも検索も、どちらか一方に賭けずに両方を育てる、ということです。

SNSは、今まさに流入を運んでくれている大事な入り口です。だから、地道に発信を続ける価値があります。一方で、検索からの流入は、今は小さくても、時間をかけて記事が評価されれば、あとからじわじわ効いてきます。SNSの流入が「今日の売上」だとすれば、検索の流入は「将来の資産」のようなものです。

だから、SNSで目先の読者を集めながら、同時に、検索で読まれることを意識した記事を積み上げていく。この両輪で進めるのが、初期のブログにとっていちばん健全な進め方だと考えています。実際、検索からの流入を増やすために、僕は公開済みの記事をデータを見ながら手直しする作業も続けています(このあたりは表示されるのにクリックされない記事の直し方に書きました)。


まとめ:初期はSNS頼み、でも検索は時間差で効いてくる

開設して間もないFukunistの、リアルな流入データを公開しました。整理すると、こうです。

  • 直近28日では、X(SNS)からの流入が検索の約4倍だった
  • 検索からの流入が育つには時間がかかるので、初期にSNSが強いのは自然なこと
  • ChatGPT経由の流入が1件あり、AI経由の流入の小さな兆しを感じた
  • 海外からのアクセスはボットの可能性があり、数字はノイズを差し引いて見る
  • SNSと検索、どちらか一方ではなく両方を育てるのが健全

「ブログを始めたのにアクセスが来ない」と悩んでいる人は、もしかすると検索からの流入だけを期待しているのかもしれません。でも、検索が育つには時間がかかります。その間は、SNSが頼れる味方になってくれます。

Fukunistの流入が、これから検索中心に変わっていくのか、それともSNSが伸び続けるのか。その変化も、毎月の数字レポートのなかで追いかけていきます。AdSenseの配信が始まって収益が動き出すのと、検索流入が育ってくるのと、どちらが先になるのか——まだ¥0の今だからこそ、その過程を正直に記録していきたいと思います(今の収益状況はAdSense合格したのに「準備中」で広告が出ないに書いています)。

最後まで読んでいただきありがとうございました。シドでした。

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